藤山素心著 光文社文庫刊
今日買った本
しばらく前に読んだ「はい、総務部クリニック課です。」の続き。
「お仕事小説」にジャンル分けされるのだろうか、そんなジャンルはしらんが裏に書いてある
ちょっと生きづらい主人公が会社の中の人間関係や各社員の特有の悩みに巻き込まれながらも頑張る話、登場人物大体みんないい人
ちょっと違うかもしらんけど
同僚や上司も人間なんだからそりゃ悩みだってあるし、苦手なこともあるよなあと考えさせられる
だからと言って実生活の人間に優しくはならない
まあ、少しくらいは考えるかも
自分のキャパ、ワーキングメモリがどれくらいあるのかを把握しながら生活できている人などいないだろうな、実際自分も昨日仕事を詰め込み過ぎて色々なことを忘れてしまっていて帰宅中に課長に確認を頼んだりしたしな、いっぱいいっぱいだったのに気づくことは出来なかったわけで
マルチタスクで並行的に作業をこなしながらプライベートの問題にも対処をしていくなんてスーパーマンかよ
「認知」「予期不安」など仕事が辛いけど休むほどではないと思っちゃっている人には結構必要な知識が書かれているのでお勧めの一冊
メンタルクリニックや抗不安薬に抵抗を感じる人も多いと思う、自分もそうだったけれど本格的に体が動かなくなる前に頼っちゃえ
案外みんな優しいで?